桶屋町
Okeya Machi
傘鉾・本踊(ほんおどり)

平成4年(1992)の出場より、7年ごとに藤間流の藤栄会と結納を交わし、そこに町内の子どもたちの踊りが賑わいを添えている。傘鉾の飾である「象」にちなんだ踊りを基軸としながら、毎回自由な趣向をこらしてきた。鎖国時代の長崎に「象」が上陸したことに由来し、子どもたちが象を引き連れて登場する。平成18年(2006)の踊りでは「出雲(いずもの)阿国(おくに)」を主人公とした物語が繰りひろげられた。阿国の一座が諸国の祭りを巡るなか、長崎にも立ち寄って歌舞伎踊りを披露したという設定。阿国が長崎くんちを祝い、諏訪の杜をおおいに沸かせる演出となった。

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